お赤飯について
Festive red rice
Festive red rice
アルファー食品が、皆様に自信を持ってお届けしている商品の一つが「お赤飯」です。お祝いの時に「お赤飯」を食べるのは、日本の大切な食文化です。
私たちは、お赤飯を通じて日本の伝統文化をもう一度考えていただくために、一般社団法人 赤飯文化啓発協会を立ち上げ、11月23日を「お赤飯の日」としてお赤飯文化の継承を行っています。
お食い初めから始まり、七五三、成人式と人生の節目や、お盆・お彼岸などの季節の行事に、手軽においしい「お赤飯」を食べていただきたいという想いで、私たちはお赤飯への想いNo.1を自負し、ご家庭向け、量販店様向けの商品を、真心をこめて作り続けます。
ここでは昔から伝わる、お赤飯文化について紹介します。
誕生
節句
七五三
入学式
卒業式
成人式
結婚式
出産
還暦祝い
(60歳)
古希祝い
(70歳)
喜寿祝い
(77歳)
米寿祝い
(88歳)
白寿祝い
(99歳)
春
春彼岸
夏
お盆
秋
敬老の日
秋彼岸
お赤飯の日
冬
お正月
●上棟式賀の祝い ●就職祝い ●大安の日 ●おついたち などにも…
お赤飯のルーツは古く、平安中期の「枕草子」に小豆粥としてお赤飯の原形が記されています。室町時代にはお祝いの席で食べられるようになり、江戸時代後期には一般庶民のハレの日の食卓へと広まっていきました。
鎌倉時代後期の宮中の献立を記した「厨事類記」には、3月3日の上巳の節供、5月5日の端午の節供、9月9日の重陽の節供など、季節の節目に食べていたという記録があります。 民間に広まってからは、身近なお祝い事の際にも食べられるようになりました。仏事にお赤飯を食べて、凶を返して福とする縁起直しをする地域もあります。
それは、お赤飯の赤い色に秘密があります。昔から、赤という色には、災いを避ける力があると信じられてきました。魔除けの意味をこめて、お祝いの席でふるまわれるようになったのです。
赤い色に秘められた「小豆パワー」
小豆を煮ると、煮汁が赤く色づきます。その煮汁をもち米に吸収させて蒸すのでお米が小豆色に染まるのです。実は、この煮汁の中には、小豆のポリフェノールなど、体にうれしい成分が含まれています。お赤飯は、小豆の栄養分をあますところなくいただける「パワー飯」なのです。
「丹波大納言小豆」
小豆の中でも高級品質と言われるのが「丹波大納言小豆」です。大粒で色つやが良く、甘みがあるのが特徴です。江戸時代からの文化のなごりがみられる関東地方では、皮の薄い小豆が胴の部分で割れてしまうことから、「切腹」を連想させるので皮の厚い「ささげ豆」が使用されることがありましたが、近年では国産のささげ豆の生産量が大幅に減っているため小豆を使用することが増えています。
難を転じて福を寄せる縁起の良い木
お赤飯の上にはよく「南天の葉」が飾られます。“難(ナン)を転(テン)じる”という語呂合わせから、南天は縁起の良い木と言われています。また、南天の葉に含まれる成分は防腐作用があるとされ、縁起や厄除けの他に、安心・安全に食べていただきたいという先人の経験と知恵によって習慣化されたと考えられます。
材料はもち米3カップと小豆1/2カップ(4人分)
お赤飯は、昔ながらの作り方で作ろうと思うと、小豆の下ごしらえからもち米を蒸す準備など、大変な手間がかかりますが、アルファー食品のお赤飯は、私たちの想いと技術により、炊飯器でも手作りのお赤飯の味がそのまま再現できます。
簡単でおいしいお赤飯を、ご家庭でどうぞ召しあがってください。